自彊術のススメ!

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禅≪旧Relaxation マッサージほぐしやさん≫犬山店、スタッフ水谷が更新させていただきます。

 みなさんは自彊術(じきょうじゅつ)というものを聞いたことがおありでしょうか?私は全く聞いたことがなかったのですが、先日友人の誘いで体験会に行ってきました。それがとても良かったので、今回は自彊術について書いてみようと思います。

 日本の国民的体操といえば、多くの方がラジオ体操を思い浮かべると思います。ラジオ体操の始まりは1928年、昭和3年になります。そんなに古いのか!と思いますが、自彊術の始まりはそれより古い1916年、大正5年になります!!日本最初の健康体操と治療術であります。
 治療術…?そうなんです。自彊術は療法の天才といわれた創案者の治療術から工夫されたものであり、単なる健康体操ではなく「万病克服の治療体術」というのが本当のところです。万病克服!!?なんだかすごそう…どんな体操なんだ!?と、ひるみそうになりますが(^^;)。体操自体はスクワット等少しハードな一面はあるものの、ほとんどの動きは畳一帖ほどの空間があれば誰にでもできるものばかりです。31の動作があり、時間は20分ほどで終わります。

 ズキンときた自彊術、名前の由来!それは2600年前の中国の古典から「天行健君子以自彊不息」の一節をとっているそうです。その意味するところは…「天の運行は健やかである。人間は健康を保つためには、毎日自ら勉めて休んではならない」!!…毎日自ら勉めて休んでたーー!!確かに疲れていても軽く運動すると疲れがとれます。わかっていてもそれを「続ける」というのは何と難しいことか…。ついコタツでダラダラしてしまうことは人間誰しもあるものです(よね?)。

 あまり知られていないと思っていた自彊術ですが、仕事中ふとレジ下の本棚を見ると、なんと自彊術のDVDが置いてあるではありませんか!レア!さすが我らの代表。経験値と情報量がちがいます。彼に聞いたところによると、『確かに色々な病気を改善・予防する。けれどそれは体操を続ければの話で、やめればその効果はなくなっていく。』
 やはり。ムラなく続けることが大事なのですね…。この自彊術、本当にいいものだと思うので、気が向いた時だけでなく習慣化していきたいと思います!

 ご興味持って下さった方、youtubeに動画があるのでやってみてくださると嬉しいです(^^♪

*自彊術で改善、予防できる病気を挙げておきます。

 ①全身的な病気 高血圧、動脈硬化、糖尿病、慢性関節ロイマチス、自律神経失調症、更年期障害、肥満、アレルギー体質、皮膚科の難病

 ②頭や顔の病気 頭痛、不眠、ノイローゼ、白内障、慢性鼻炎、中耳炎、口内炎、歯槽膿漏

 ③首、肩、手の病気 頚肩腕症候群、むち打ち後遺症、肩こり、手の麻痺、四十肩、五十腕、腱鞘炎、筋肉痛

 ④背中や胸の病気 変形性脊椎症、脊柱彎曲症、喘息、心臓動悸、肺気腫

 ⑤腹の病気 慢性胃腸炎、胃潰瘍、便秘、痔、慢性肝炎、慢性腎炎、慢性膀胱炎、婦人科疾患、婦人の失禁症

 ⑥腰、足の病気、腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、変形性ひざ関節痛、足麻痺

 ⑦美容体操、運動不足、スポーツの前後運動、疲労回復運動