うれしいたのしいひなまつり

ブログをご覧の皆様方こんにちは!

早くも2度目のブログ担当となりました、研修生の古川諒です!

早いと言えばもう3月です。

このコロナ禍、行楽や行事も大々的に行わなくなると、

月日を重ねる感覚も内容も薄く、あっと言う間に過ぎ去ってしまいますね。

四季を感じその時にしか味わえない行楽を楽しむ、

日本の魅力的な文化が希薄になってしまうのは寂しいものです。

そんな中で3月の行事となると3月3日の「ひな祭り」

元は病気や厄を人形に移し込み、それらを川に流して厄払いとする行事であったとか。

人形というもの自体が、御守りと同じ様に病気やケガから身を守ってくれる身代わりとしたものであったようで、そんな厄を請け負ってくれた人形を川で清めるわけですね。

平安時代からある風習らしく、一部地域では今でも「流しびな」としての文化が残っているみたいです。

現代では様変わりして、綺麗な雛飾りに雛あられや菱餅、

白酒にちらし寿司と文字通り「たのしいひなまつり」

ですが子供達の健やかな成長を願う、という想いは変わりません。

今を取り巻く環境に腐らず、明るく健康に育ってほしいものですね。

そういえばひな人形はひな祭りが終わり次第早々に片付けないと婚期を逃す、なんて言い伝えもありますが、

これも先述の流しびなの風習によるもので、

厄を溜めた人形を家の中に放っておくのはいけないぞ、という所から

いつまでもひな人形を出しっぱなしにしておくと悪い事が起こるよ、という話になったのですね。

その点日本の商業や町並みは流石のフットワーク、

ひな祭りが終わればすぐさまホワイトデーへの飾り付けへと移行するので問題無いでしょうか(笑)

先月の節分といい、コロナ相手では厄払いも一筋縄ではいかなさそうですが、

気を抜かず乗り越えていきましょう!

不安が溜まれば疲れも溜まるこのストレス社会、

是非禅にいらして心も身体も癒されてみてはいかがでしょうか。