”極”少食への挑戦(ゆるめ)

ほぐしやさん犬山店スタッフ水谷が更新します。

寒くなってきました。出かけるのがおっくうです…。

家にいる時間が長い時、みなさんは何をされていますか?

私は最近時間がある時は、本を読むようにしています。

今回は先日読んで興味深かった本、“無病法 極小食の威力”を簡単に紹介させていただこうと思います。

「私はこれまで、老年というものがこれほど素晴らしいものとは知らなかった」

これはこの本の冒頭の筆者の言葉です。

 この言葉に私はまず少しびっくりしました。ポジティブなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、老年というと心身の衰え、病気、近づく人生の終わり…(自分の身近なお年寄りがそう訴えているのを聞いてきたし)少しネガティブなイメージを持ってしまっていました。

なぜこの著者コルナロさんは、そのように思えるに至ったのでしょうか。

答えは、食事の量を少なくした、ただそれだけだったのです。

 彼は16世紀のイタリアの貴族でした。暴飲暴食に明け暮れ、様々な成人病を患い、40代には病の為に死にかけました。そこで医師の勧めもあり極小食を始めます。するとすぐに回復しはじめ、一年後には完全な健康体になりました。その後は102歳で眠るように亡くなるまで、公私ともに人生を謳歌しました。

しかも最晩年になっても「目、歯、耳も完全で、足腰も若い時の力強さと変わらず、声も張りがあり気分も常に快活、心は平和で一点の不安もない。見る夢までもが快いものばかり」だったそうです。これはすごい!目からウロコ!こうなりたい!

ある程度、歳を重ねれば多かれ少なかれ不調や病気が出てくるのは仕方のない事だと思っていました。(40歳超えて疲れやすくなってるし…痛いところも出てくるし…)これは是非実践してみたい、と思いました。が、やってみると…きびしいです!!

コルナロさんの実践内容は「一日総量わずか350gの食べ物、400㏄のワイン。これを二度に分けて摂る」というもの。私も家で実際に量って5日間くらいゆる~く実践してみました。自分に甘めに1食分約200g。少し大きめのごはん茶碗に、ご飯もおかずも一緒に乗せて、普通盛り位のボリュームでしょうか。想像していたよりは多い印象です。(最後の方少し量は増えましたが)5日くらいなら大丈夫だけど、ずーっとこれだけだとキツイな…というのが私の感想です。無理せず、出来る範囲で時間を掛けてやっていこうと思いました。

コルナロさんの考え方で素敵だと思ったのは、命を、この生を、素晴らしい贈り物だと捉え、それを大切にし、活かしきり、謳歌するため実践していた、というところです。私も受け継いだ命を出来る限り大切にしたいと思います。健康第一ですね。

ほぐしやさんでは皆様の健康にきっと役に立つ、リラックスできるリラクゼーションマッサージを心掛けております。この年末、1年間頑張った自分へのご褒美に!是非ともほぐしやさんをご利用ください!